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Pタイルは商品名?Pタイルの特徴やメリット・デメリットについて解説します!

住宅やオフィスのフロアで使用されているPタイルをご存じですか?

Pタイルは美しさと耐久性を備えた素材として多くの建物で使用されています。

Pタイルにはメンテナンスが楽で施工しやすいなど様々な長所があります。

本記事ではPタイルがどのようなものか、Pタイルのメリット・デメリット、メンテナンス方法、フロアタイルとの違いなどについて解説します。

Pタイルは商品名?Pタイルの特徴やメリット・デメリットについて解説します!

Pタイルは田島ルーフィングの商品名

Pタイルを開発したのは1919年に創業した田島ルーフィングです。

田島ルーフィングは防水加工の会社であると同時に、Pタイルの生みの親としても知られています。

1953年からビニル床タイルのプラスタイルを販売していた田島ルーフィングは、1955年にPタイルの大規模な宣伝活動をスタートし、大きなシェアを獲得しました。

そのため、塩化ビニル床タイル全般をPタイルと呼ぶようになりました。

Pタイルの概要

Pタイルは塩化ビニル樹脂というプラスチックの一種を原料とした床材です。

Pタイルの主な原料は塩化ビニル樹脂と炭酸カルシウムなどで、これらを混ぜ合わせて30センチ四方の薄いタイルに加工します。

塩化ビニル樹脂を使用した床材は、バインダーの割合によって2つの種類に分けられます。

バインダーの配合割合が30%未満のものをコンポジションビニル床タイル、配合割合が30%以上のものをホモジニアスビニル床タイルといいます。

バインダーは塩化ビニル樹脂と可塑剤、安定剤で構成されます。

バインダーの割合が高いほど柔らかくて割れにくくなり、割合が低いほど硬くて割れやすくなります。

Pタイルはコンポジションビニル床タイルの一種であるため、硬くて耐久性が高いという特徴を持ちます。

Pタイルは、オフィスや店舗、学校といった耐久性が必要な場所で利用されてきました。

Pタイルとフロアタイルは何が違う?

Pタイルもフロアタイルも、どちらも土足を前提としていることやボンドで下地に貼り付けて施工する点は同じです。

違うのは柄やカット方法、傷のつきやすさです。

Pタイルは石目や木目が多いのに対し、フロアタイルはデザインのバリエーションが豊富です。

Pタイルもフロアタイルもカッターで筋の折り目をつけるところまでは同じですが、Pタイルが折り曲げることで切断できるのに対し、フロアタイルはカッターで切り離す必要があるという点で異なります。

また、傷がついた時はPタイルは目立ちにくいですが、フロアタイルはかなり目立ちます。

Pタイルのメリット

多くのメリットがあるPタイルは広く普及しています。

Pタイルの3つのメリットをまとめます。

耐久性に優れている

Pタイルは耐久性に優れた床材です。

表面を紙やすりで削っても床の柄や色が変化せず、長期にわたって施工時の風合いを保てるのもPタイルのメリットといえるでしょう。

Pタイルには摩擦に強く、柄が擦り切れないというメリットがあります。

店舗の床などで使用されている硬質の素材であるため、傷がつきにくいのが特徴です。

比較的安価で入手可能

種類にもよりますが、Pタイルはクッションフロアほど安価ではありませんが、フローリングなどに比べると比較的安価に施工できます。

もちろん、本物のタイルに比べてもかなり安く施工できます。

比較的簡単に加工できる

Pタイルの特徴の一つに加工のしやすさがあります。

Pタイルの表面はとても丈夫で摩耗に強いのですが、カッターなどで簡単に切断できるためDIYで貼ることも可能です。

Pタイルを貼る場所のフロアタイルを剥がし、寸法を測ってからカッティングしてPタイルを貼ります。

DIYが苦手な方や仕上がりを重視する方であれば専門の業者に依頼したほうがよいでしょう。

Pタイルのデメリット

塩化ビニル樹脂と炭酸カルシウムが主原料であるPタイルはホモジニアスビニル床と比べてバインダーの配合比率が少ないため柔軟性がなく、欠けやすいというデメリットがあります。

とはいっても、家具や通常の生活で使用するものの重量で割れてしまうものではありません。

工場や医療施設といった重いものを頻繁に移動させる場所では損壊する可能性があるため、ほかの床材を検討したほうがよいでしょう。

Pタイルが壊れてしまった場合、壊れた部分の周囲を含むPタイルを剥がし、補修する部分よりも大きなPタイルに貼りかえるとよいでしょう。

Pタイルのメンテナンスの仕方

Pタイルは表面が滑らかであるため、汚れが付きにくいという特徴があります。

通常のメンテナンスは掃除機やモップを使用した清掃で問題ありません。

中性洗剤を含ませたスポンジや雑巾でPタイルを拭き、そのあとで濡れた雑巾で洗剤を拭きとると汚れがきれいになります。

床をきれいに保ちたいのであれば、剝離洗浄がおすすめです。

剥離洗浄とは、剥離剤を使用して古いワックスを取り除き、新しくワックスをかけなおす洗浄方法のことです。

通常の床清掃よりも手間がかかりますが、床をほぼ新品の状態に回復できるため見栄えが良くなります。

まとめ

今回はPタイルについて解説しました。

Pタイルは耐久性・コスト・加工のしやすさにおいて優れた床材です。

メンテナンスも比較的容易であるため、幅広い分野で使用されています。

店舗など多くの人が出入りし、床に汚れが蓄積しやすい場所であれば、定期的に剥離清掃を行って美観を保った方がよいでしょう。

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