お役立ちコラム

珪藻土 デメリット

珪藻土(けいそうど)は脱臭効果があったり、温度調節機能に優れていたりするため注目されている祖座の一つです。

しかし、シミになりやすいことや粉が落ちやすいこと、ひび割れしやすいことなどのデメリットも指摘されています。

今回は珪藻土が普及している理由を紹介しつつ、デメリットとして指摘されている点について解説します。

今回の記事を見て珪藻土を使用するかの判断材料にしていただければと思います。

珪藻土 デメリット

珪藻土とは?

珪藻土とは珪藻という植物プランクトンの遺骸が海底や湖沼に沈殿して化石化したものです。

主な成分は二酸化ケイ素で、純度の高いものは白色で一般的なものは黄灰色で存在しています。

珪藻土は自然界に広く存在している物質であり、古い時代から使用されてきた建材です。

多数の小さな穴を持つ多孔質であることが特徴で、断熱材や保温材、吸着材、研磨剤、ろ過材、ダイナマイトの製造などで使用されます。

珪藻土のデメリット

珪藻土には注意しなければならない4つのデメリットが存在しています。

それぞれの内容について整理します。

シミになりやすい

1つ目のデメリットはシミになりやすいことです。

珪藻土は水分を吸収しやすいというメリットがありますが、醤油やワイン、コーヒーといった濃い液体をこぼすと、それらを吸収してしまうためシミになってしまう可能性が高くなります。

濃い液体をこぼしてもすぐに拭き取ればシミになりませんが、時間がたってしまった場合は漂白剤をつけた布で軽く叩くとよいでしょう。

粉が落ちやすい

2つ目のデメリットは粉が落ちやすいことです。

珪藻土の壁は土壁であるため、触った時に粉が落ちてしまうかもしれません。

衣類が壁に接触すると、粉がついて汚れる可能性があるので注意しましょう。

ひび割れしやすい

施工時に珪藻土に混ぜる凝固剤が少ないと、ひび割れしやすくなることがあります。

珪藻土だけではなく、土壁全般に言えることですのでひびを見つけたら、上から重ね塗りしてひびの拡大を防ぎましょう。

カビが繁殖する恐れがある

珪藻土は水分を吸収しやすい壁ですが、壁にカビの栄養分となる汚れが付着すると株の温床となるリスクがあります。

カビは高温・多湿な場所を好み、エサとなる皮脂やほこりなどがあると繁殖します。

カビの発生を防ぐため、部屋の風通しを良くしたり汚れが付着しないよう、日頃からしっかりメンテナンスしましょう。

珪藻土が普及している理由

珪藻土にはいくつかのデメリットがあるにもかかわらず、それを上回るメリットがあるため便利な素材として普及しました。

珪藻土が普及した理由について解説します。

脱臭効果があるから

生活をしていると焼き肉臭いやタバコの臭いが発生してしまうかもしれません。

発生した臭いは部屋の水分に溶け込み、鼻の嗅覚に達することで悪臭として感知します。

珪藻土には無数の小さな穴が開いているため水分を吸収する働きがあります。

珪藻土が臭いを吸収するとき、同時に悪臭が溶け込んだ水分も一緒に吸収してくれるため、脱臭効果も期待できます。

トイレで発生するアンモニアやシックハウスの原因とされるホルムアルデヒドも吸着してくれますので非常に助かります。

部屋の湿度が低いときは水分と一緒に臭いも放出してしまいますが、放出速度が遅いため、私たちが悪臭として感知することはほぼありません。

耐火性能に優れているから

建築基準法において、燃えにくい材料である防火材料は3つの区分に分けられます。

加熱後5分で燃焼する難燃材料、10分で燃焼する準不燃材料、20分で燃焼する不燃材料の3つです。

珪藻土の一部は最も燃えにくいとされる不燃材料に区分されているため、かなり燃えにくいことがわかります。

ただし、不燃材料に認定されているかどうかは商品によって異なるため、商品使用を確認しなければなりません。

湿度調節機能に優れているから

珪藻土には湿度調節があるとされています。

部屋の湿度が高いとき、珪藻土は空気中の水分を吸い取ってくれるため湿度を下げてくれます。

一方、部屋の湿度が低いときは珪藻土に含まれる水分を放出してくれるため加湿効果があるのです。

珪藻土は自動で湿度の調整をしてくれることから「呼吸する壁」とも呼ばれますが、これも高い湿度調節機能をあらわしています。

断熱性や遮音性に優れているから

珪藻土の小さな穴は音や音や熱を外部に伝えないことでも役立ちます。

珪藻土が水分を多く含んだ空気を保有していると、熱や音を外に伝えないため断熱効果や遮音効果が期待できるのです。

インテリア性が高いから

珪藻土のメリットにはカラーバリエーションの豊富さがあります。

珪藻土に着色料を混ぜることで、好みの色を出すことができるからです。

また、壁の手触りもアクセントとして使えるためインテリアとして活用しやすいのです。

まとめ

今回は珪藻土について解説しました。

珪藻土にはシミができやすいことや粉が落ちやすいこと、ひび割れしやすいこと、カビ発生のリスクがあることなどの注意点があります。

しかし、それを上回るメリットがあるため多くの建物で使用されてきました。

珪藻土のメリット・デメリットを比較し、自分のニーズに合っているか確認してから建材として使用するのが無難です。

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