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オフィス床の種類と特徴・床色の効果・選び方のポイントを徹底解説

2022年04月26日

オフィスの床といえば、以前はグレーなどの地味なスタイルが一般的でした。
しかし、今はオフィスの床の素材や色が多様化しており、さまざまなバリエーションを選ぶことが当たり前になりました。

オフィスの床をおしゃれにすることで、会社の印象が良くなるだけでなく、社員の心理にも影響を与え、業務効率や生産性の向上にもつながるのです。

この記事では、オフィス床の種類と特徴・オフィスの床色が与える効果・オフィス床の選び方・オフィス床を選ぶ際のポイントについて分かりやすく解説します。

オフィス床の種類と特徴・床色の効果・選び方のポイントを徹底解説

オフィス床の種類と特徴

オフィス床には、素材によっていくつかの種類があります。
ここでは、床素材の中でもポピュラーな「タイルカーペット」と「フロアタイル」について、それぞれの特徴をご紹介します。

タイルカーペット

「タイルカーペット」とは、タイルのように敷き詰めていくパネルタイプの床材をいいます。
形状は正方形・長方形・六角形など複数の種類があり、サイズや機能も豊富に取り揃っています。

タイルカーペットは1枚が40~50平方センチメートルほどと小さいため、床に敷き詰めるだけで簡単に施工できるのが特徴です。
裏面が吸着するタイプやノリが付いているタイプなら、接着作業を行う必要がなく、広いオフィスでも素早く施工できるでしょう。

貼り替えが簡単であることから管理しやすく、1枚もののカーペットよりもメンテナンスするのが楽です。

フロアタイル

「フロアタイル」とは、塩ビ(ポリ塩化ビニル)素材の床材です。
同じ塩ビ素材の床材に「クッションフロア」がありますが、クッションフロアが「塩ビシート」なのに対し、フロアタイルは「塩ビタイル」である点が異なります。

フロアタイルは非常にリアルな質感を持っているのが特徴で、木目柄や石目柄は本物と見間違うほどの質感を実現しています。
「重い物を置いても凹みが少ない」「天然素材に比べて水に強い」など耐久性・耐水性に優れているほか、ピース状の素材を簡単に敷き詰められるため施工も容易です。

フロアタイルの最大の長所は、メンテナンス性に優れていることです。
もし汚れたり破損したりしても、クッションフロアのように全部貼り替える必要はなく、汚れや破損のある箇所を交換するだけで済みます。
また、天然素材とは違い、ワックスをかける必要もありません。

オフィスの床が与える効果

空間のデザインを左右するオフィスの床は、オフィスで働く人の心理にも大きな影響を与えます。
ここでは、オフィスの床が与える効果について、「色」と「素材」に分けてご紹介します。

色による効果

色による効果は、暖色・寒色・中性色・明度の4つの分類によって異なります。
それぞれの期待できる効果の特徴をみていきましょう。

暖色

イメージ:活発・活動的
効果:会議などの話し合いを活性化させる・仕事への意欲を高める

「暖色」とは、赤・橙・黄など暖かさを感じる色合いをいいます。
人を活動的にさせる心理効果があるといわれ、活発なコミュニケーションが必要な部屋や創造性を発揮しなければならない部屋などに採用すれば、生産性の向上に役立つでしょう。

寒色

イメージ:落ち着き・冷静さ・清潔感
効果:興奮を抑える・集中力を高める

「寒色」は、青・青緑・青紫など寒さをイメージさせる色合いをいいます。
寒色は興奮を抑える作用があるため、落ち着いて会話する必要がある部屋や集中力が必要な作業を行う部屋などに採用すると、効果的が期待できます。

中性色

「中性色」とは、暖色と寒色以外の色のことです。
中性色には、緑・黄緑・紫・無彩色などさまざまな色が含まれ、期待できる効果もそれぞれ異なります。
例えば、緑は心を癒しリラックスさせる効果があるとされます。

明度

色の明るさを示す「明度」も心理的な効果を持っているといいます。
例えば、明度が高いと軽さを感じ、明度が低いと重さを感じます。
空間の居心地の良さに影響を与えるとされるため、明度も床色を選ぶ際の重要な判断基準です。

素材による効果

床の素材も、それぞれ異なる効果を持っています。
ここでは、素材ごとの効果をご紹介します。

タイルカーペット

タイルカーペットには防音効果があり、人や物が移動する際の音を吸収します。
また、音の反響が少ないため、話し声や物音があまり響きません。

天然素材

天然素材は、とても高級感があるのが特徴です。
丈夫な素材が多いため床の上を歩きやすく、音を反響させることで奥行きのある空間を演出する効果があります。
また、天然の無垢材には調湿効果があり、暖かみのある雰囲気をかもし出します。

ビニルタイプ

耐久性とクッション性に優れているため、歩行の多い場所に適しています。
耐薬品・帯電防止など、機能性に優れた製品が多いのが特徴です。

オフィスの床の選び方

オフィスに最適な床を選ぶには、デザインや色だけでなく、素材やどんなシチュエーションで使用されるかを考慮することが大切です。
ここでは、「素材」と「シチュエーション」という2つの観点から床の選び方をご紹介します。

床の素材で選ぶ

床の素材は、タイルカーペット・ビニルタイプ・天然素材の3種類に分かれます。
それぞれの素材の特徴を踏まえることで、最適な選択が可能になります。

タイルカーペットは防音性に優れているため、人や物の移動が多い空間や会話の多い部屋に採用すると、効果を発揮するでしょう。
優れた耐水性を持つビニルタイプは、水気が多い場所に使うのがおすすめです。
高級感のあふれる天然素材は、来客が訪れる部屋に使用すると、オフィスのイメージアップにつながります。

シチュエーションで選ぶ

会議室・執務室・休憩室・応接室などオフィスの各シチュエーションに応じて選ぶことも大切です。

会議室

会議室は活発に議論を交わす場所であるため、オレンジなどのビビッドカラーを採用すると良いでしょう。
ビビッドカラーは、交感神経を刺激し活動的にさせる効果があります。

執務室

事務作業などを行う執務室だと、冷静な判断力や集中力を高める寒色系(青など)がおすすめです。
照明の光を吸収するグレー系の色も集中力を高めてくれるとされ、作業効率のアップが期待できます。

休憩室

心身をリフレッシュするための休憩室の床色は、グリーンやブラウンなどのアースカラーが適しています。
赤などの刺激が強い色は、心を落ち着かなくさせるため、避けるのが無難です。

応接室

会社の対外的なイメージを左右するといっても過言ではない応接室の床には、高級感や清潔感のある色を採用するのがベストです。
奇抜な色ではなく、白や黒などのシンプルで上品な色がふさわしいでしょう。

まとめ

以上、オフィスの床について種類や選び方などをご紹介しました。

オフィスの床にどのような素材や色を採用するかで、オフィス環境や会社の印象が大きく左右されます。
オフィスの床は働く社員にも影響を与えるとされるので、素材の特徴やシチュエーションの特性などを十分に考慮することが大切です。

この記事でご紹介したポイントを踏まえて、自社にふさわしい床材を選んでくださいね。

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