東京・埼玉・神奈川の内装仕上げ工事はリバネス｜お役立ちコラム

2022年08月20日

スケルトン天井は店舗のデザイン性を向上させる選択肢として人気があります。
店舗をスケルトン天井にすることで、他の店舗とは一味違うおしゃれ空間に仕上げることができます。

しかし、しっかり検討しないままスケルトン天井にしてしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにもなりかねません。
失敗を避けるためにも、スケルトン天井の基本情報を押さえておきましょう。

この記事では、スケルトン天井とは何か、店舗をスケルトン天井にするメリットとデメリット、注意点、費用相場について分かりやすく解説します。

スケルトン天井とは？

「スケルトン天井」とは、建物の構造部分（躯体）がむきだしになっているデザインの天井です。
通常は石膏ボードなどの天井材でコンクリートの躯体を覆い、その上から壁紙や塗装を施しますが、スケルトン天井にはそうした外装が一切施されません。

近年、店舗やオフィスをおしゃれに仕上げたいというニーズが高まり、スケルトン天井を考える人が増えています。
あえて天井材を使用しないことで、シンプルかつ洗練されたおしゃれ空間が作り出せるのです。

店舗をスケルトン天井にするメリット

店舗をスケルトン天井にする主なメリットをご紹介します。

室内が開放的になる

天井材などを使わない分、天井がより高くなります。
そのため室内空間が広くなり、開放的になります。
明るく開放的な店舗はお客様から良い印象を持たれやすいため、お店のイメージアップにつながるでしょう。

デザイン性が向上する

シンプルなデザインだけに壁・床の内装やインテリアを引き立たせる効果があり、室内空間全体のデザイン性が向上します。
天井を無機質な印象のコンクリートにすることで、壁・床・インテリアなどの素材の質感や色などが際立ち、デザイナーズオフィスのようなおしゃれ空間になるでしょう。

店舗をスケルトン天井にするデメリット

店舗をスケルトン天井にするデメリットには、次のようなものがあります。

空調効率が低下しやすい

天井材や壁紙がないことで外気の影響を受けやすくなるほか、空間体積が大きくなることで空気の対流が弱まります。
その結果、空調効率が低下し冷暖房が効きにくくなります。
十分に冷暖房を効かせるために設定を強くすると、電気代が余計にかかってしまうため注意しましょう。

配線の処理に手間がかかる

天井裏がなくなるため、本来天井裏に納まっているはずの配線を処理する必要が出てきます。
手間はかかりますが、スケルトン天井の高いデザイン性を保つためにも、配線の処理は不可欠です。

通常の照明だと暗く感じられる

天井がより高くなるため、通常の照明だと暗く感じられます。
スケルトン天井の部屋の開放的で明るい雰囲気を損なわないためにも、明るさを補う工夫が必要です。
例えば照明や窓からの光が反射しやすいよう、天井のコンクリートを白で塗装するのも良いアイデアでしょう。

工事費用がかさむ

工事費用がかさむこともデメリットの一つです。
例えば、配線処理の工事費、退去時に天井を元の状態に戻す原状回復工事のための費用などを見込んでおく必要があります。

店舗をスケルトン天井にする際の注意点

店舗をスケルトン天井にする際の注意点をご紹介します。

天井裏の状態を事前に確認する

コンクリートが劣化していたり、配管・配線の状態が悪かったりする場合、追加費用がかかることがあります。
工事開始後に予想外の費用が発生しないように、工事前に天井裏の状態を確認しましょう。
天井裏の状態を事前に把握していれば、その分の補修費用を考慮して予算を組むことができます。

法律違反に気を付ける

店舗の改修を行う際には、消防法や建築基準法などの法律に違反しないように気を付けることが大切です。
物件によっては法律上スケルトン天井にできない場合があるため、事前に関係する法律やスケルトン天井にできない物件の条件を確認しておきましょう。

店舗をスケルトン天井にする費用相場

スケルトン天井工事の費用は、施工する建物の広さによって変わってきます。
そのため、多くの場合は「1坪あたりいくら」という方法で算出されます。
レストランや飲食店などの店舗の場合、坪単価3〜5万円が一般的です。
トータルで、最低でも150万円ほどの費用を見込んでおくとよいでしょう。

まとめ

以上、店舗をスケルトン天井にするメリットなどを解説しました。

スケルトン天井は、店舗をおしゃれな空間に仕上げるのに最適な選択肢です。
明るく開放的な店舗はお客様に好印象を与え、お店のイメージアップや集客力の向上につながります。
物件によってはスケルトン天井にできない場合もあるため、事前に法律などを確認した上で施工を依頼してくださいね。

スケルトン天井工事で失敗しないためには、確かな実績と高い技術力を持つ業者に依頼することが重要です。

「株式会社リバネス」 は東京・埼玉・神奈川を中心に、内装仕上げ工事を手がけております。
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