お役立ちコラム

column

飲食店の内装で失敗しないために!ポイントや費用を知っておこう

2021年01月13日

飲食店の内装デザインは、その他の業態の店舗より難しいと言われています。内装デザインで失敗しないために抑えておきたい基本的なポイントをチェックしていきましょう。
デザイン会社の選び方や、内装デザインに掛ける費用の算出方法もご紹介します。

売上を左右するポイントにもなる内装デザイン

味がよく価格も手ごろであるだけでは、飲食店での集客は難しくなってきています。過ごしやすかったり、おしゃれな雰囲気が楽しめたりといった、飲食店の内装デザインが優れていることも、集客を増やす鍵となります。
だからといって「おしゃれなデザインの店ならよい」「落ち着いた雰囲気の店であればよい」という訳ではありません。飲食店は料理を楽しむお客さんが過ごすこと以外に、料理を提供する動線や料理を作る厨房エリア、トイレや手洗いといった水回りなどが必要不可欠です。これらをトータルして内装デザインを考えていかなければなりません。
このため、お店の内装デザインの中でも飲食店の内装デザインの難易度は高めになってきます。

飲食店の内装デザインで押さえておきたい基本的なポイント

飲食店開業にあたり、内装工事費は多額の出費となるため、失敗は避けたいところです。
そこで、飲食店の内装デザインで失敗しないために、基本的なポイントを押さえておきましょう。

客層やコンセプトにマッチした雰囲気の内装デザイン

どのようなお店でも、ターゲットとする客層やお店自体のコンセプトがあるでしょう。
例えば「1時間程度ゆっくりと食事を楽しんでもらいたい」と考える家庭的な洋食店と、仕事帰りの若い世代の人が気軽に立ち寄れるおしゃれなバーとでは、求められる雰囲気が違います。
前者であれば、ある程度テーブルとテーブルの間をとり、それぞれが落ち着いて食事が楽しめリラックスできる雰囲気を作り上げる必要があります。
後者であればカウンターや脚の長いカウンターチェアなどを設置し、スタイリッシュな雰囲気にしたほうがよいでしょう。
照明も前者なら明るい雰囲気に、後者は間接照明を使い少し暗めに設定したほうが雰囲気は出ます。

スタッフが動きやすい動線が確保できるか

カフェなど主にドリンクを提供する店舗なら、スタッフが使用する配膳用のお盆も小さなものでもよいかもしれません。しかし、レストランでは大きなお盆を使用することになるでしょう。すると、スタッフが料理を運ぶためにはある程度幅がある動線が必要になります。
デザイン性を重視するあまり、動線が狭くなりスタッフが動きにくくなってしまっては店内自体が窮屈となり不便になります。日々仕事をするうえで不便な店舗では、そこで働くスタッフは働きにくく活気が失われます。暗くどんよりとした雰囲気のスタッフが働くお店は、どんなに素敵な内装デザインの店でも、どことなく雰囲気は悪く感じられてしまいます。
スタッフが働きやすい動線を確保することは、スタッフが活き活きと働ける環境の職場となります。利便性の高い内装デザインである必要もあります。

厨房内の利便性も考慮する

飲食店の要ともいうべき場所といえば厨房です。デザイン性を重視したあまりに、厨房内の設備の配置が悪く、使い勝手が悪くなってしまっては困ります。作業動線を念入りに設計し、それに沿ったデザインを取り入れなければなりません。

飲食店の施工実績があるデザイン会社に設計してもらおう

初めてて飲食店を開業する場合、どのような動線なら利便性が高いのか、厨房設備の作業動線はどうするのが正解かが分からないという人は多いでしょう。そのため、飲食店ならではの内装デザインのポイントをしっかりと抑えているデザイン会社に設計を依頼する必要があります。
また、自分が出店する店舗と似たようなコンセプトの店舗のデザインを設計した実績がある会社なら、自分では気付けなかったような視点でアドバイスしてくれる可能性が高まります。
施工実績を見せてもらい、自分が出店を目指している店舗の規模、雰囲気、価格などとマッチした物件の施工実績があるのかをチェックすることが大切です。

できれば複数の会社に相談しよう

内装デザインを請け負う会社にはいくつかの分類があります。例えばデザインだけを請け負うが施工は別会社が行う会社、デザインの設計から施工までトータルで行える会社、施工をメインとしておりデザインも請け負う会社などです。
デザインだけを請け負う会社は比較的デザイン料が高く、施工をメインとする会社はデザイン料が低めです。
オリジナリティが高いデザインを求める場合は、施工をメインとする会社では思うようなデザインの設計を出してもらえない可能性があります。
自分の考えに沿った会社を見つけるためにも、複数の会社に相談をしてみましょう。

飲食店の内装デザインにかかる費用

飲食店の内装デザインは、お店の規模やコンセプト、業態などにより様々で、一概に費用目安となる金額はありません。例えば上質な空間を演出したいと考えれば、それなりに上質な家具をセレクトしていく必要があり、どうしても内装デザインにかかる費用は跳ね上がります。
一方内装はDIYでと考えているのであれば、あえてデザイン会社に設計を依頼しなくても店舗づくりができる可能性が出てきます。最近では100円均一のお店でもDIY用品が揃うため、安価に済ますことも可能です。
内装デザインにかかる費用は、どのくらいかけるのかと考えるよりは、どのくらいまでかけられるのかを考えて決めていくとよいでしょう。

事業計画に基づき初期費用を算出していくことが必要

初期費用は、事業開始から3年程度で回収できる範囲内に抑える必要があります。そのためにも、まずは事業計画を考え、3年後にどのくらいの利益が得られているかを計算します。日々の売上、店舗運営に関わるランニングコストを考え、計算していきます。
初期費用は内装デザインだけではなく、厨房設備の費用や物件取得費用などがあります。
また、出店から6カ月程度は店舗が軌道に乗らず赤字経営になることも多いため、この間の運転資金も考慮しなければなりません。

まとめ

飲食店は味や価格だけではなく、店内の内装デザイン良し悪しが集客の鍵となる時代です。内装デザインに凝ることはよいですが、まずは事業計画を立てて内装デザインに支出できる費用を計算しましょう。そこから店舗の客層やコンセプトに合った内装デザインを考えるとよいですね。
内装デザインを設計会社に依頼するときには、複数の会社に相談し、施工実績なども確認して依頼するとよいですよ。

リバネスの対応エリア
AREA

リバネスの
対応エリア

東京・埼玉・神奈川・群馬・栃木・茨城・千葉の関東全域を中心に全国各地で対応中!
軽鉄ボード工事をメインに、スパンドレル工事、GL工事、軽天工事、システム天井工事、資材運送を含め、幅広く対応しております。
お気軽にお問い合わせください。

東京都、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、埼玉県、神奈川県、千葉県

東京・埼玉・神奈川・群馬・栃木・茨城・千葉の関東全域を中心に全国各地で対応中!

総合内装工事、軽鉄工事、各種ボード工事など内装仕上げ工事をメインにスパンドレル工事、GL工事、軽天工事、システム天井工事、資材運送を含め、幅広く対応しております。お気軽にお問い合わせください。

見積もり無料

見積もり無料!

店舗オーナー・個人の方も
お気軽にご相談ください

03-6806-1986

軽鉄ボード工事の
お困りごとは
今すぐお電話を!

03-6806-1986