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スケルトン工事とは?工事の意味・目的・メリット・デメリットを解説

2021年06月20日

スケルトン工事とは、一体どんな工事なのでしょうか。貸店舗を利用したことがある方や、リフォームを検討中の方なら、この言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
スケルトン工事は建築用語の一種で、リフォームでよく使われる手法でもあります。
スケルトン工事の意味や効果などの基本的な知識をご紹介します。

スケルトン工事とは

スケルトン工事とは、家屋を骨組みだけの状態にする内装解体工事のことです。

「スケルトン工事」の「スケルトン」とは、「骨組み」のことを指しています。
住宅の基礎や構造体にあたる部分を残し、それ以外は全て取り払います。

スケルトン工事を行う理由

スケルトン工事は、貸店舗から家屋まで幅広い所で行われている工事の一つです。
貸店舗の場合、店舗を返却する際の原状回復工事の一環として行われます。
借主を募集している貸店舗の中を見ると、何もない空っぽの状態であることが多いです。
この状態を作り出すためにスケルトン工事は行われています。
個人で所有している住宅やマンションでも、スケルトン工事は行われます。
住宅の内装を全て取り払い、間取りや設備から作り直す場合に行われることが多いです。
柱や梁の老朽化した部分の交換や、耐震性を向上させる工事を行う場合にも活用されます。

内装解体との違い

同じような作業に内装解体工事があります。
内装解体工事は、文字通り内装を解体・撤去する工事で、間仕切りの撤去や店舗の一部改装などに行われることが多いです。
スケルトン工事の様に内装のすべてを取っ払ってしまう訳ではありません。
内装解体工事とスケルトン工事は、同じ内装を撤去する工事ではありますが、目的や行われる範囲に違いがあります。

スケルトン工事のメリットとデメリット

多くの建物で活用されるスケルトン工事にはメリットとデメリットがあります。
店舗を借る場合も住宅でリフォームを行う場合も、このメリットとデメリットを押さえておけば、賢くスケルトン工事を活用できます。
スケルトン工事のメリットとデメリットを覚えておきましょう。

スケルトン工事のメリット

スケルトン工事のメリット
  • 内装の間取りやレイアウトの自由度を向上できる
  • 工期が短く済む場合が多い
  • 費用を安く抑えられる
  • 作業が簡単
  • 設備トラブルが起きにくい

スケルトン工事は建物の構造体を残してすべての内装を取り払います。
間取りから内装を決められるので、店舗やリフォームなど目的に合わせて自由に機能やデザインを決定できます。
店舗や住宅の自由度を向上できるのは、スケルトン工事が持つ大きなメリットです。

スケルトン工事は内装のすべてを解体するため、ほかの内装解体工事にくらべ作業が簡単なことが多いです。
作業が簡単な分、施工にかかる時間や費用を節約できます。
貸店舗の場合、既存の設備をそのまま使用すると、設備の老朽化などによる設備トラブルが発生する場合がありますが、スケルトン工事を行っておくとこのトラブルを防げます。

自分たちで用意した設備を導入してお店を作るためトラブルが起きにくい上に、起きても借主側で判断・対応できます。
貸店舗の問題の一つである貸主とのトラブルを防げるのは、見逃せないメリットです。

スケルトン工事のデメリット

メリットがたくさんあるスケルトン工事ですが、デメリットもあります。

スケルトン工事のデメリット
  • 廃棄物の処理量が多い
  • 廃棄物の処理費用が高い
  • 初期費用や補修費用がかかる
  • 給排管や配線のトラブル
  • 共用部分のトラブル
  • 近隣店舗とのトラブル

スケルトン工事で解体された内装は全て産業廃棄物として処理されます。
内装のすべてを解体する訳ですから、作業時に出る産業廃棄物の量は通常の内装解体工事よりも多くなります。

その上、産業廃棄物は粗大ごみの中でも高めの処理費用が設定されていることが多いごみです。
処分費用の高い廃棄物が大量に出てしまうのは、頭の痛いデメリットです。

また、内装のすべてを取り払ってしまう訳ですから、お店や住宅として活用するには内装や設備を作り直さなくてはなりません。
この初期費用も大幅にかかります。

スケルトン工事は、工事中に構造体や共有部分に破損した部分を見つける場合があります。
建物の老朽化やそれによる事故を防ぐためにも補修が必要ですが、この補修費用が発生するのもスケルトン工事が持つデメリットです。

このほか、作業中に給排管・配線・共有部分にダメージを与えるようなトラブルや、近隣店舗や住宅と粉塵・騒音・振動によるトラブルが発生することもあり、これにも注意が必要になります。
スケルトン工事には費用やトラブルが深く関わるデメリットがあることを覚えておきましょう。

まとめ

スケルトン工事は、建物の骨組みを残し、それ以外を全て取り払う大規模な内装解体工事です。
そのため、店舗や住宅の中を大幅に変える必要があるときに行われます。
スケルトン工事にはメリットとデメリットがありますので、それをよく踏まえた上で施工を依頼しましょう。

「株式会社リバネス」では、スケルトン工事をはじめとした内装工事を承っています。
貸店舗から一般住宅まで、多くの建物で内装施工を行ってきた実績で、お客様の要望に応えます。
スケルトン工事を必要とするような大規模な内装工事から、10万程度の小規模な工事まで幅広く対応します。

施工一式を知識と経験豊富なスタッフでこなすため、中間マージンが発生しません。
高品質な施工を、良心的な価格でご提供します。
貸店舗や住宅のスケルトン工事は「株式会社リバネス」にお任せください。

 

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