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天井補強の方法と業者依頼時の価格目安|DIYのやり方もご紹介

2022年03月30日

天井にシャンデリアなどの照明やシーリングファンなどを設置する場合に、必要になるのが「天井の補強」です。

シャンデリアやシーリングファンは、かなりの重量があるため、もし天井を補強していないと、天井ごと落ちてくる危険があります。
天井落下の危険を避けるためには、正しい方法で天井補強工事を行うことが大切です。

みなさんの中には
「天井補強工事とは何?」
「天井を補強する方法とは?」
「天井補強を業者に依頼したときの費用相場はどのくらい?」
など、疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

この記事では、天井補強工事とは何か・天井補強の費用相場・DIYで天井補強する方法などについて、分かりやすく解説します。

天井補強の方法と業者依頼時の価格目安|DIYのやり方もご紹介

 天井の構造を知る

天井補強工事について理解するには、まずは天井の構造を知る必要があります。
天井の構造には、主に「吊り天井」と「直天井」の2種類があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。

吊り天井

「吊り天井」は、梁(はり)から下地材を吊り下げて石膏ボードを張り、その上に天井材を張るという構造になっています。
室内から吊り天井を見上げると、一見頑丈そうにみえますが、実は石膏ボードは重量のあるものを支えられる程の強度がありません。

吊り天井に重量のあるものを吊るには、梁の部分を探すか、天井を補強しなければならないのです。

直天井

「直天井(じかてんじょう)」は、建物の構造部分や梁に直接天井材を張り付ける構造になっています。
直天井では、コンクリートなどの頑丈な素材が天井材のすぐ下にあるため、重量のあるものを吊り下げられる十分な強度を持っています。

天井補強工事とは?

「天井補強工事」とは、文字通り天井を補強する工事のことで、天井の下地にコンクリートパネルなどを設置することで強度を高めます。

天井補強工事は、天井にシーリングファンやシャンデリアなど、重量のあるものを取り付ける際に必要になることがあります。
天井の強度や取り付ける物(シーリングファンやシャンデリアなど)の重量によって、天井補強工事が必要か否かを判断しなければなりません。

例えば、吊り天井の石膏ボードは重量のあるものを吊り下げるには強度が足りないため、未補強のままだと天井ごと落下してしまう恐れがあります。
天井の強度に不安を感じる場合は、取り付けの前に天井の様子を業者にみてもらうと良いでしょう。

天井補強工事の費用相場

天井補強工事にかかる費用の相場は、10万円~20万円ほどです。
断熱工事が必要な場合は、上記の金額に加えて、さらに5万円ほどが加算されます。

天井補強にかかる費用は、天井の状態によって大きく左右されるため、ここでご紹介した費用はあくまでも目安と受け取ってください。

無料見積もりに対応している業者に相談すれば、正確な費用・工事日程・所要期間・保証の有無・アフターフォローの内容などを確認できます。

DIYで天井補強する方法

DIYで天井補強する方法をご紹介します。
天井に点検口があれば、そこから天井裏に入り、内部から補強工事を行うという流れになります。

①天井裏に入り現状を確認する

まずは、点検口から天井裏に入り、天井の状態を確認します。
点検口がない場合は、点検口を空ける必要があります。

※もし点検口を空けたくなければ、天井材に補強材を打ち付けて固定する方法をとらなければなりません。
この方法をとる場合は、室内から補強材が見えてしまうため、天井が不格好になってしまうというデメリットがあります。

②補強材のサイズと設置場所を決める

次に天井裏の様子をみながら、スケール(メジャー)を使って補強材のサイズを決定します。
また、補強材を設置する場所も決めます。

➂補強材を適切なサイズにカットする

補強材のサイズと設置場所が決まったら、ホームセンターなどで補強材を購入します。
購入の際に、補強材を適切なサイズにカットしてもらうと良いでしょう。

④再度天井裏に入り補強材を仮置きする

補強材を購入したら、再度天井裏に入り、補強材をあらかじめ決めておいた設置場所に仮置きします。
板同士を接合する場合には、印を付けておくのがポイントです。

⑤補強材を組み立てる

一旦天井から下りて、補強材を組み立てます。
インパクトドライバーと木ネジを使って板を接合し、吊り金具をボルトで留めるための穴を空けます。

⑥補強材の本設置

補強材の組み立てが終わったら、再度天井裏に入り、本設置を行います。
補強材を野縁(柱)に固定し、補強材に空けたボルト用の穴の位置に合わせて天井材(石膏ボードなど)にも穴を空けます。
最後にボルトでしっかり固定したら、補強は完了です。

まとめ

以上、天井補強について解説いたしました。

天井補強工事は、その目的や天井の状態によって費用が変わってくるため、まずは業者に見積もりを出してもらいましょう。
複数の業者に見積もりを出してもらうことで、費用や工事内容を比較するのもおすすめです。
信頼できる業者に依頼し、納得のいく天井補強工事を行ってくださいね。

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