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軽天屋とは?主な作業の流れや魅力を紹介

2021年03月22日

内装工事には、さまざまな業者が関わって行われます。軽天屋もその一つです。
軽天屋は内装の骨組みを作る業者で、軽鉄骨の普及とともに生まれました。軽天屋は、ただ軽鉄骨を扱っているだけではなく、内装工事の品質を決める重要な作業を担う存在なのです。軽天屋がどんな仕事をするのか、職人の歴史や実際の作業についてご紹介します。

 

軽天屋とは

軽天屋」とは、厚さ1㎜以下の軽鉄骨を使って、天井や壁の骨組みを組む職人です。
軽鉄骨を使って内装の骨組みを組む工事は、「軽天工事」といいます。「軽鉄骨で、天井とそこに続く壁の骨組みを組む工事」の意味を縮めたものが、名称の由来です。

軽天屋とは、この軽天工事を専門に行います。内装のおおもとを作り、品質を支える非常に重要な役割です。

 始まりは軽鉄骨が広まり始めた1975年

軽天屋は、軽鉄骨が広まり始めた1975年、昭和50年ごろに始まった職業です。
この頃、内装工事の建材は、主に木材を使用していました。木材を建材として使う場合、材料の加工や防火検査など、内装が出来上がるまでに多くの段階を踏まなくてはなりません。
それに対して、軽鉄骨は規格が一定で加工が容易であり、その上不燃物でもあるため防火対策や検査も簡単であると、広まり始めた当初では、かなり画期的な性質を持っていました。

手間がかからない分、施工にかかるコストを削減できることから、多くの業者や企業が、軽鉄骨を施工に取り入れようと考えたのです。しかし、今までにない建材でどう扱ったらいいか分からない業者がほとんどであったため、軽鉄骨を専門に取り扱い、内装の骨組みを組む「軽天屋」が生まれました。
軽天屋は、軽鉄骨の広まりと普及を支えたプロフェッショナルなのです。

 

 軽天屋の作業の魅力は?

そんな軽天屋ですが、ただ骨組みを作るだけの仕事ではありません。建物の柱や構造体、照明などの配線を考えながら、骨組みを作る必要があります。この骨組みを組むための設計図は、ほとんど用意されません。もらった図面を確認し、それを元に寸法などを計算しながら、骨組みを立てていきます。
軽天屋が考えるのは、それだけではありません。軽天屋の後に入る内装業者のことも考えながら、作業をする必要もあります。とても大変な仕事ですが、だからこそ得られる達成感は、軽天屋の魅力の一つです。

 

軽天屋が行う作業の主な流れ

内装工事における縁の下の力持ちである軽天屋は、どのように仕事を進めていくのでしょうか。
次は、実際に軽天屋が行う、作業の主な流れを解説します。

 

 図面を確認し計算しながら墨出し

軽天屋は最初に図面を確認し、それを元に骨組みを立てる際の目印である、墨出しを行います。
軽天屋の作業のあとには、配管工事や電気工事・骨組みのボード貼りなどさまざまな業者が作業を行うため、墨出しの時点で、後に入る業者の事を考えなくてはなりません。墨出しの際は、骨組みの目印だけでなく、配管や配線の目印やメモを残すこともあります。
軽鉄骨で建てる骨組みの寸法や、必要スペースを考えながら行う重要な作業です。

 

 墨出しに従って鉄骨を組む

墨出しが終わったら、それに従って鉄骨を組んでいきます。寸法通り正確に軽鉄骨を加工し、骨組みを立てていきます。
当然、この工程でも、あとに入る業者の事を考えながら作業を行います。丁寧さと手早さが要求される作業です。

 

場合によってはボード貼り等の作業も

軽天屋を営む業者の中には、軽天工事の後に行う作業である、ボード貼りや配線工事を行う業者もあります。
軽天工事のみの場合、終わればその現場での作業は終了になりますが、ほかの工事も請け負っている場合は、そのまま次の工事を行います。業者によっては、骨組みから最後の塗装作業までを、一気に行ってしまう場合もあるのです。

 

軽天屋を選ぶポイント

軽天屋は、内装工事において、なくてはならない存在です。必要とされる分、業者もたくさんあります。
そのため、軽天屋や内装工事の業者に依頼する際、「業者がたくさんあってどう選んだらいいか分からない・・・」との声もあります。

最後に、お得な業者を選ぶポイントをご紹介します。

 

 一式工事で見積もりを出せる所を選ぶ

軽天屋に限らず、工事は作業に必要な業者が多ければ多いほど、人件費がかかります。
これは、内装工事も例外ではありません。軽天工事のみ行う業者を依頼する場合、そのあとに続く作業を行う業者を呼ぶわけですから、その分費用も高くなります。
軽天屋の作業の流れでも解説しましたが、中には軽天工事のあとの作業もできる業者があります。

こうした業者は、複数の作業をまとめて行うため、施工にかかる費用も抑えられるのです。とはいえ、実際に施工を依頼する場合、内装のデザインや施工範囲など業者の料金設定が違うため、見積もりを出してもらった上で検討することが大切です。

 

まとめ

軽天屋は、軽鉄骨が広まり始めたと同時に生まれた、内装工事の骨組みを作る仕事です。
建物の内装の出来を決める重要な仕事であるため、建物への配慮だけでなく、後から入る業者への配慮も必要になります。頭も体も使う大変な作業ですが、その分やりがいはあります。

「リバネス」では、軽天屋が行う軽天工事をはじめとした、内装工事を承っております。
内装に関するお悩みやご希望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

リバネスの内装仕上げ工事についてはこちらをご覧ください。

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