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折り上げ天井のデメリットは?おしゃれに見せるためのポイントとは?

2022年10月31日

開放感のある部屋にするため「折り上げ天井」を設置する方が多いでしょう。
折り上げ天井とは、中央部分が周辺よりも高くなるようデザインされた天井のことです。
大きな窓を設置して採光性を上げたり、空間を広く見せたりできるメリットがある一方で、デメリットはないのでしょうか?

そこで今回は、以下についてご紹介します。

・折り上げ天井とは?
・メリットとデメリット
・おしゃれな折り上げ天井にするためのポイント
・リフォームにかかる費用相場

新築住宅やリフォームで、折り上げ天井の設置を考えている方は参考にしてみてください。

折り上げ天井のデメリットは?おしゃれに見せるためのポイントとは?

折り上げ天井とは?

「折り上げ天井」とは、天井の中央部分を周辺より一段高くした天井のことをいいます。
天井に奥行きが出るため、天井高が上がり、開放感が生まれます。
リビング・ダイニング・玄関などの天井中央部分に作られることが多いですが、開放感が欲しい箇所があれば中央部分以外に作ることも可能です。

折り上げ天井のメリット

折り上げ天井には次のようなメリットがあります。

➀開放感が生まれる

折り上げ天井の最大のメリットと言えるのが、部屋全体に開放感が生まれることです。
天井を一部高くすることで視覚的な効果が生じ、部屋が広く感じられるようになるのです。
吹き抜けほどではありませんが、普通の天井に比べると大きな開放感があります。
また、採光性が高まるため、部屋が明るくなります。

➁部屋のおしゃれ度が上がる

折り上げ天井にすることで、部屋がスタイリッシュな雰囲気になり、おしゃれ度が上がります。
折り上げ部分は通常は正方形ですが、部屋の形や雰囲気に合わせて長方形や楕円形などに変えると、デザイン性が向上するでしょう。また、間接照明やシーリングファンなどとの組み合わせで個性を演出するのも効果的です。

➂上の階に部屋を作れる

折り上げ天井は吹き抜けほどの開放感はないものの、吹き抜けとは違い上の階に部屋を作ることが可能です。
吹き抜けにした部分には部屋を作れませんが、折り上げ天井部分の上階には部屋を作ることができます。

④リフォーム費用が比較的安い

折り上げ天井は吹き抜けにする場合に比べると、リフォーム費用が比較的安くて済みます。
間取りを大きく変更せずに開放感を得たい場合は、折り上げ天井へのリフォームがおすすめです。

折り上げ天井のデメリット

折り上げ天井にはデメリットも存在します。
それは以下の2点です。

➀掃除がしにくい

折り上げ天井は普通の天井よりもホコリが溜まりやすいため、掃除がしにくいというデメリットがあります。
普通の天井よりも高い位置にあるほか、角になる部分も増えるため、掃除に手間がかかります。
また、間接照明やシーリングファンを設置していると、余計に掃除が大変になるため注意しましょう。

➁折り上げ部分の上階の天井が低くなる

折り上げ天井にした部屋は天井が高くなり開放感が生まれますが、逆に折り上げ部分の上階の天井は低くなり圧迫感が生じます。

折り上げ天井の高さが十分でないと開放感が生まれませんが、高すぎると上階の部屋に圧迫感が生じてしまいます。
リフォームの際には、下の階の天井高と上の階の天井高のバランスを考慮することが重要です。

おしゃれな折り上げ天井にするためのポイント

おしゃれな折り上げ天井にするためのポイントをご紹介します。
次の点に注意すると、おしゃれ度がグッと上がりますよ!

間接照明を設置する

間接照明を設置すると部屋の立体感が増し、折り上げ天井の魅力をより一層引き出すことができます。
間接照明の種類を選ぶことで、部屋の雰囲気を大きく変えることも可能です。
あなたが理想とする雰囲気やイメージに合わせて間接照明を選び、おしゃれな空間を演出しましょう。

梁見せのデザインを工夫する

折り上げ天井にすると、梁をあえて見せる「梁見せ」になります。
梁を見せているため、梁の素材・形・色などを選びデザインを工夫することで部屋のおしゃれ度を上げることができます。
梁をどのようなデザインにするかについても施工業者とじっくり相談しましょう。

折り上げ天井リフォームの費用相場

折り上げ天井リフォームにかかる費用相場は、1㎡あたり1万2,000円ほどです。
折り上げ部分の平均面積は3㎡~5㎡ほどであるため、施工費用は3万6,000円~6万円ほどになります。
ただし、間接照明や化粧梁などを設置する場合は、追加の費用がかかるため注意しましょう。

まとめ

折り上げ天井について解説しました。

折り上げ天井にリフォームすると、開放感が生まれ、工夫次第でおしゃれ度をグッと上げることができます。
吹き抜けほどの開放感はないものの、部屋の間取りを変えずに比較的安価で施工可能です。
ただし、掃除がしにくくなったり、上階の天井が低くなったりするデメリットもあるため注意しましょう。
施工業者とじっくり相談しながら、理想の空間を作ってくださいね。

折り上げ天井へのリフォームは、確かな実績と高い技術力を持つ業者に依頼するのがおすすめです。

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