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準耐火構造の条件とメリットを知ろう!防火構造の違いも解説

2021年10月08日

火災に強い家が持つ条件のひとつに「準耐火構造」があります。
これは、住宅や人が密集して暮らす建物を建てるときに満たしておくべき条件のひとつで、保険料を安くできるなどのメリットがあります。

そのため、家を建てるときにこの条件を満たすことを考慮に入れる方も多いようです。
しかし、準耐火構造の条件が分かりにくいと感じている方もいるのではないでしょうか?
そこで、この記事では準耐火構造の条件・メリット・デメリット・ほかの防火対策との違いを簡単にまとめました。

準耐火構造の条件とメリットを知ろう!防火構造の違いも解説

準耐火構造とは

準耐火構造とは、建物の壁や床などが通常の火災による延焼を抑制するために必要な構造であることと、その基準を指す言葉です。

準耐火構造が施される箇所

・壁や床などの建物を構成する主要構造物
・窓やドアなどの開口部

これらの箇所に、政令で定めた技術的な耐火基準に適合し、国土交通省が定めた構造方法を用いた建物を指す言葉でもあります。
準耐火構造が施されていると住宅が認められるには、国が定めた条件を満たす必要があります。

準耐火構造の住宅として認められるための条件

住宅が準耐火構造であると認められるには、以下の条件をクリアしなくてはいけません。

準耐火構造の条件

・火災発生から45分間の間は壁・柱・床・梁が倒壊・延焼しない
・火災発生から30分間の間屋根や階段が倒壊・延焼しない
・窓やドアなどの開口部に防火戸などの設備を施している
・住宅の構造に不燃材料を使用する(瓦・陶磁器質タイル・金属板・モルタル・ロックウール・石膏ボードなど)
・避難時の安全を確保するための防火区画が設けられている

条件を見ると分かりますが、火災や延焼を防ぐだけでなく、避難のための条件も組み込まれています。
これらの条件を満たすには、家を建てる時点から準耐火構造の基準に合わせて家を設計しなくてはいけません。

耐火構造や防火構造との違い

準耐火構造と似たような言葉に「耐火構造」や「防火構造」があります。
どれも火災やその被害を食い止めるために必要な建物の構造を指す言葉ですが、それぞれ微妙に意味が違います。
それぞれの意味を簡単にまとめた図が、以下の図です。

構造の名称 構造の意味
耐火構造 通常の火災が終了するまでの間、建築物の倒壊や延焼を防止するために必要な性能を備えた構造
準耐火構造 通常の火災による延焼を抑制するために必要な性能を備えた構造
防火構造 周囲で発生した火災の延焼に巻き込まれないために必要な性能を備えた構造

 

図を見ると分かりますが、それぞれ構造に求める機能が違います。
この違いから、耐火構造や防火構造は認定を受けるための条件が細かく設定されています。
建物に耐火構造や防火構造を施す場合は、条件の内容をよく確認しましょう。

準耐火構造の住宅から得られるメリット

細かい条件が設定されている準耐火構造ですが、認定されることで得られるメリットがあります。

準耐火構造を満たすことで得られるメリット

・火災に強い家を建てられる
・火災保険の保険料を抑えられる

準耐火構造を満たすことで得られる最大のメリットは、火災に強い家を建てられることです。
法律上、建物が建てられる土地は防火地域が定められています。
準耐火構造の家を建てられる土地である場合、周りの家も最低でも準耐火構造の条件を満たした住宅が建てられています。
準耐火構造を満たした家を建てられることは、火災に強く、火災の被害を最小限に抑えられる土地で暮らせることと同じです。

また、準耐火構造は火災保険の保険料を抑える効果があります。
火災保険は火災の損害を想定して保険料を設定するため、その被害を抑える対策がされている準耐火構造の住宅は、対策が施されていない家よりも保険料が低く設定されているためです。
万が一の備えをお得にできるのは、うれしいメリットといえます。

準耐火構造を建てる際のデメリット

メリットがある準耐火構造ですが、デメリットもあります。

準耐火構造のデメリット

・建築費が割高になりがち
・外観デザインに制限が発生する
・リフォームの際も定められた基準を守らなくてはいけない

準耐火構造の条件を満たすには、火災に強い建材の使用や、防火設備を設置しなくてはいけません。
通常の建材よりも割高な建材を使う可能性や、設備の設置費など、条件を満たすのに必要な費用が発生します。
通常の住宅に必要な費用に加えて、これらの費用が発生するのは頭の痛いデメリットです。

また、建材や設備の関係から、外壁・屋根・窓のサイズやデザインに制限が発生します。
外観にこだわりを持ってデザインしたい場合は、注意が必要です。

準耐火構造のデメリットは、家を建てるときだけでなくリフォーム時にも発生します。
リフォームを行う際もこの条件を維持する必要があるため、防火設備に影響を与えるリフォームはできません。
リフォームで家に新しい機能を付けようとしても、うまくいかない可能性があります。

準耐火構造の住宅を建てる際には、これらのデメリットも考慮しながら建てることが重要です。
メリットの部分だけでなく、デメリットにも注目しましょう。

まとめ

準耐火構造は家を火災から守るために必要な構造基準のひとつです。
耐火構造や防火構造とは目的や基準が微妙に違うため、住宅や建物を建てる際には注意しなくてはいけません。
火災に強い住宅や建物が手に入るメリットと、建てる際に発生するデメリットも覚えておきましょう。

「株式会社リバネス」では、準耐火構造に関する内装のご相談も受け付けています。
お気軽にご連絡ください。

 

→リバネスの内装仕上げ工事についてはこちら

 

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