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内装ボードの種類とは?メリット・デメリット・貼り方を解説

2023年01月30日

住宅の内壁に使用されている部材を「内装ボード材」といいます。
一般的な住宅の内装に使用されていることが多い石膏ボードも内装ボード材のひとつです。

石膏ボードは安価で施工が容易であるため幅広く採用されていますが、実は弱点も存在します。
内装工事での失敗を避けるには、内装ボード材の種類や特徴を押さえておくことが大切です。

この記事では、内装ボードの種類・石膏ボードによる内装工事のメリットとデメリット・内装ボードの貼り方・石膏ボードの値段相場について分かりやすく解説します。

内装ボードの種類とは?メリット・デメリット・貼り方を解説

内装ボード材の種類

内装ボード材には、主に「石膏ボード」と「ケイカル板」があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

石膏ボード

「石膏ボード」とは、石膏を板状に加工して紙で包んだ内装ボード材です。
石膏ボードはプラスターボードとも呼ばれ、住宅の天井や壁に使用されています。

耐火性に優れており、他の素材に比べて非常に安価なのが特徴です。

ケイカル板

「ケイカル板」とは、「ケイ酸カルシウム板」の略称で、「ケイ酸質原料」「消石灰」「パルプ」などの補強繊維を主原料としています。
耐火性と耐水性に優れているのが特徴です。

石膏ボードでは対応できないキッチン・洗面所・浴室など湿気が多い部屋の天井や壁によく使用されています。
また、軒天として使用されることも多く、火災時の延焼を防止する効果や雨水や日射しから外壁を守る役割も期待できます。

石膏ボードによる内装工事のメリット

石膏ボードによる内装工事には、次のようなメリットがあります。

価格が安い

石膏ボードの最大のメリットは、価格が安いことです。
コストを抑えられるため多くの内装工事で使用されています。

サイズにもよりますが、1枚あたり500円程度で購入できます。

耐火性と断熱性に優れている

耐火性と断熱性に優れていることも大きなメリットです。
火災時に高温になっても、温度が一定以上に上昇するのを抑えます。

石膏ボードに含まれている結晶水が高温によって熱分解を起こし、水蒸気となって放出されるため、温度が一定以上に上昇しない仕組みです。

遮音性に優れている

石膏ボードは優れた遮音性をもっています。
石膏ボードを取り付けることで壁の内側に空間が生まれ、音を通しにくい構造になるためです。

加工が容易である

石膏ボードは木材などに比べると加工が容易です。
特別な工具などを使用しなくても、ノコギリやカッターなどで簡単に切ることができます。

加工するのが容易で時間もかからないため、DIYでの使用にも適しています。

面への衝撃に強い

石膏と紙が結合して板状になっているため、「面」への衝撃に強いのが特徴です。
地震や台風などの災害時に揺れたり、人間の体全体がぶつかったりしても、壊れにくいです。

石膏ボードによる内装工事のデメリット

石膏ボードの内装工事にはデメリットもあります。
それは主に次の2点です。

点への衝撃に弱い

石膏ボードは「面」への衝撃に強い反面、「点」への衝撃には弱い構造になっています。
例えば、釘などの先が尖った物体が当たると、穴が空いたり、傷が付いたりしやすいです。

衝撃の度合いによっては、ボードそのものが壊れてしまう場合もあるため注意が必要です。

耐水性が低い

石膏と紙で作られているため、耐水性が低いのが弱点です。
そのため、キッチンやトイレなど湿気が多い場所には向いていません。

湿気が多い場所に石膏ボードを使用したい場合は、耐水性や防水性を向上させたタイプの製品を選びましょう。

内装ボードの貼り方

内装工事の際には、内装ボードを以下の手順で貼っていきます。

➀ボードを加工する

施工箇所のサイズに合わせてボードをカットします。
カットには電動式の丸ノコやカッターを使用します。

➁ボードを貼り付ける

ボードを適切なサイズにカットしたら、施工箇所に貼り付けていきます。
ボードの貼り付け方には、ビスで留める方法とボンドとタッカーで留める方法の2種類があります。

ビスやタッカーの間隔が空き過ぎると強度が下がってしまうため、適切な間隔で留めることが重要です。
ボードの間に隙間ができないようにピッタリと密着させながらビスやタッカーで留めていきます。

➂パテ処理を行なう

最後にボード同士の間をパテで埋めます。
「下パテ」「上パテ」という2段階の作業を行なった上で、乾燥後に凹凸がなくなるまでサンドペーパーで磨きます。

パテ処理が完了したら細かい粉じんを除去し、乾燥するまで待つことが重要です。

石膏ボードの値段相場

石膏ボードの値段相場は、12.5mm×3×6版で450円ほど、9.5mm×3×6版で340円ほどです。
石膏ボードはホームセンターなどで購入できます。

まとめ

以上、内装ボード材について解説しました。

内装ボード材の中でも、特に広く普及しているのが石膏ボードです。
石膏ボードは耐火性や断熱性に優れているほか、安価であるため、非常にコスパのよい内装ボード材です。
その反面、水に弱いなどのデメリットもあるため、しっかりと特徴を見極めた上で購入するかどうかを判断しましょう。

内装ボード工事は、確かな実績と高い技術力を持つ業者に依頼することが重要です。

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