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軽天とは?特徴やメリット・デメリット木造建築との違いを解説

軽天とは別名をLGSとも言い、軽量鉄骨を素材とする天井材材です。
主に下地として、よく内装工事のに使われます。

例えば、新しく店をオープンさせるので内装を作り替える場合などに軽天が使われることが多いでしょう。

今回は、軽天工事の概要やメリット・デメリット、木造建築との違いなどを紹介します。

軽天とは?特徴やメリット・デメリット木造建築との違いを解説

軽天とは軽量天井の略称

軽天とは、軽量天井の略語です。
軽量鉄骨を素材とする天井素材で、英語では「LightGaugeStud」(もしくはLightGauge Steel)と表記されます。
そのため、英語表記の頭文字を取って「LGS」と呼ばれることもあります。

軽天の材料は、厚さが0.5〜1mm程度の鋼材です。
天井に用いる場合は格子状にくみ上げて骨組みとします。
軽天は、店舗や事務所などの内装工事をする際に用いるケースが多いです。

また、天井以外には壁や間仕切りなどにも用いられる場合もあります。
軽天に使われる鋼材は、工場で大量生産されます。
そのため、費用が安価で現場では組み立てるだけのお手軽さです。

軽天と木造建築の違いは耐久性

天井や壁の骨組みは、一昔前まで木材が使われてきました。
木造建築と軽天との違いは、以下のような点が挙げられます。

・耐久性が高い
・腐食やシロアリの被害を受けにくい
・軽い
・現場での加工が用意

特に、耐久性の高さと軽さは木造建築と比べて大きく秀でています。
木材はどうしても重量があり、腐食やシロアリの被害を受ける可能性が高めです。
できるだけ費用を抑え、建物への負担を少なく施工したい場合軽天がおすすめです。

近年は、リフォーム工事で木材の骨組みから軽天へ変更する事例も増えています。

軽天3つのメリット

ここでは、軽天のメリットを3つ、もう少し詳しく紹介します。
軽天がなぜ内装工事に広く使われているのか、詳しく知りたい方は参考にしてください。

弱点が少なく加工しやすい

前述したように、軽天は耐久性が高く腐食しにくく、軽いといったメリットがあります。
内装工事は、多くの場合日程に余裕があまりありません。
限られた時間で質の高い工事を行うには、軽天が適しています。

また、工事を依頼する側も、短期間で工事ができてメンテナンスの頻度が低い素材を使用しててもらうのはメリットが大きいでしょう。
軽天は一般的に天井で使用されますが、壁や間仕切りにも使えるため、軽天があれば壁から天井、間仕切りまで工事が可能です。

鋼材で燃えにくい

軽天は鋼材なので、木材に比べると耐火性が非常に高めです。
近年は消防法の改訂により、商業施設の防火に関する基準は厳しくなっています。
防火性に優れた素材は、メリットが大きいでしょう。

また、同じく天井材として使用する石膏ボードも耐火性や防火性に優れており、軽天と併せて使えば火の回りや温度上昇を防げます。
このような素材を使えば、万が一火災が起きた場合でも被害を最小限に食い止められます。

特に、可燃性の素材を多く扱っている場所は重宝されるでしょう。

大量生産により施工費用が抑えられる

木材で組む天井の骨組みが工事現場で加工されるのに対し、軽天は前述したように工場で一括清算されます。

そのため、大量生産が可能で価格を抑えられます。
内装工事を依頼する側は、できるだけ工事費用を抑えたいと思っているケースが多いため、軽天は重宝されるでしょう。

また、骨組みにかける費用を抑えれば、それだけほかの部分にお金を使えて見栄えのよい内装工事ができます。

軽天の2つのデメリット

軽天はメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは、軽天の代表的なデメリットを2つご紹介します。
メリットだけでなくデメリットも把握していれば、選択の際に参考になるでしょう。

現地での加工が困難

軽天は、工事現場で長さを調節する程度の加工は可能です。
しかし木材のように材料を削って微妙な調整はできません。
そのため、現場によっては事前に入念な準備をしないと軽天のくみ上げが難しい場合もあるでしょう。

特に、天井や壁の形状が特殊な形をしている場合は調整に時間がかかり、特注品でないと工事ができない場合もあるでしょう。
このほか、天井は大丈夫だったが、壁や間仕切りには使えなかったといった事例もあります。

木材建築に軽天をつぎはぎはできない

築年数が経った木材建築の場合、軽天が内装工事に使えない場合もあります。
木製の構造が軽天に合わないためです。
例えば、古くからの古民家を改造して素敵なお店にしたい場合、内装に軽天を使えない可能性もあります。

このような場合は、お金はかかっても木材のほうが適しています。
軽天を使えるかどうか分からない場合は、工務店に相談してみましょう。
壁や間仕切りとしても築年数が経った木造建築の場合は使えないケースがあります。

まとめ

軽天は、安価で軽量、工事しやすく天井・壁・間仕切りにまで使える素材です。
内装工事に広く使われている素材で、オフィスや店舗で内装工事を行う場合は広く利用されています。
「軽天で工事をしましょう」と言われた場合、骨組みに軽量の鋼材を使うといった意味だと理解していいでしょう。

ただし、軽天にはデメリットもあるので両方を把握しておけば選択の参考になります。

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