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壁紙にカビが生える理由は?カビを放置すると危険?カビの落とし方やカビの発生を防ぐ方法を解説!
2024年11月12日

梅雨時になると高温多湿となりカビが発生しやすくなります。
カビといえばパンなどの食べ物に生えたり、浴室やキッチンのような水回りで生えたりしますが、部屋の壁紙にもカビが生えるリスクがあります。
カビはどんな条件で生え、放置するとどのようなリスクがあるのでしょうか。
本記事では壁紙にカビが生える理由や放置するリスク、壁紙に生えたカビの落とし方、壁紙にカビが生えるのを防ぐ方法などについて解説します。
壁紙にカビが生える理由
ほかの国に比べて湿度が高い日本では、壁紙にカビが生えること自体は珍しくありません。
壁紙のカビはどのような条件で繁殖するのでしょうか。
・カビの繁殖に適した温度と湿度になっているから
カビは梅雨時に発生するイメージがありますが、実際にはどのような気象条件の時に発生するのでしょうか。
まず、カビは湿度が高いところでよく発生し、湿度でいえば70%を超えると繁殖しやすくなります。
温度は20〜30℃が繁殖に適しており、低温状態や高温状態になると活動が弱まります。
・カビの栄養分があるから
カビの栄養が存在していることも繁殖の条件です。
カビが栄養とするものは人の食べかすや髪の毛、ホコリ、プラスチック、塗料などほぼ何でも栄養源にしてしまいます。
壁紙に栄養源となるものが付着すると、そこから一気にカビが広がったとしてもおかしくありません。
・通気性が悪くなっているから
通気性の悪さもカビが繁殖する要因となります。
風通しが悪く薄暗い部屋は温度や湿度が一定以上に保たれやすく、カビにとって居心地が良い環境となりやすいからです。
特に最近の住宅は気密性が高くなっているため、意識して換気する必要があります。
・漏水しているから
漏水が原因となってカビを発生させることがあります。
どこかの配管から漏れた水が壁紙をつたい、濡れた壁紙がカビの温床となるケースは珍しくありません。
もしかしたら、雨漏りが発生しているせいでカビが生えたのかもしれません。
壁紙が濡れている場合は早急に原因を特定して対策を講じなければなりません。
また、加湿器も水分を発生させるため注意しなければなりません。
カビを放置することのリスク
壁紙のカビを放置するとどのようなリスクがあるのでしょうか。
最初に結論をいえば、健康被害の原因となります。
詳しく見てみましょう。
・シックハウス症候群の原因となる
シックハウス症候群とは、室内の汚れた空気が原因となって引き起こされるさまざまな症状のことです。
建材などから発生するホルムアルデヒドが有名ですが、湿度の高さが原因で発生する細菌・カビ・ダニなどもシックハウス症候群の原因となります。
主な症状は鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、目がちかちかする、湿疹などで人によって多様な症状を示します。
・ダニが発生する
カビが発生する環境はダニにとっても好環境です。
ダニにとって好ましい環境は湿度70%以上、室温20〜25℃でカビの好む環境とほぼ一致します。
加えて、ダニはカビをエサとしているため壁紙にカビはダニの繁殖を促してしまいます。
ダニのふんや死骸を吸い込むと強いアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
アレルギー性ぜん息や皮膚炎の原因となりますので、カビやダニを発生させないよう部屋を清潔に保つ必要があるのです。
壁紙に生えたカビの落とし方
カビは掃除によって取り除くことができますが、壁紙の素材によって対処の仕方が異なります。
まず、水をはじくタイプの壁紙の場合は中性洗剤を使ってカビを除去します。
雑巾を硬く絞ってできるだけカビを取り除いてから洗剤を塗り込みます。
掃除をした後は水気が残らないように乾拭きしましょう。
水を吸収するタイプの壁紙は洗剤や漂白剤を使うと傷んでしまいます。
硬く絞った雑巾でカビを取り除くところまでは水をはじくタイプと同じですが、落ちないときは歯ブラシなどで優しくこすってカビを落としましょう。
砂や土といった天然素材を使用した塗り壁はカビが生えにくい素材ですが、それでも発生する可能性はあります。
ボロボロと崩れてくる可能性があるため、自分で掃除をするのはリスクがあります。
心配であれば専門の業者に依頼したほうがよいでしょう。
木材の壁の場合、カビが内部に浸透する可能性があるので要注意です。
しかし、カビが木材内部に食い込む前ならアルコールを含ませた雑巾などで除去できます。
壁紙にカビが生えるのを防ぐ方法
カビが壁紙に生えるのを防ぐ手立てはないのでしょうか。
主な手立ては以下の5つです。
・こまめに換気する
・ほこりを取り除く
・家具と壁の間に空間を作る
・冬場の過剰な加湿をやめる
・結露対策を行う
カビ対策の基本は通気性をよくすることとほこりなどのカビのエサを取り除く清掃をこまめに実施することです。
加えて、窓の周りに発生する結露をしっかりとふき取ることも大切です。
もし、結露があまりにひどいようであれば断熱ガラスにするなどのリフォームを検討したほうがよいでしょう。
まとめ
今回は壁紙に発生するカビに関する情報をまとめました。
カビは高温多湿の環境で発生しますが、カビの原因となっているほこりの除去など自分でできる対策も少なくありません。
カビが発生しないように細かく対処すると同時に、通気性を良くして住環境を快適にすることでカビの発生を防ぎましょう。

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