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土壁リフォームとは?具体的な施工方法やDIYの注意点を解説

2023年11月27日

落ち着いた雰囲気で和室によく用いられる土壁ですが、放置している期間が長いと土壁が剥がれ落ちてしまいます。

土壁は扱いが難しい素材のため、リフォームにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、土壁のリフォーム方法や費用・施工期間の目安などを解説します。
コストを抑える方法にも言及しているため、最適な土壁リフォーム実現に向けて参考にしてください。

土壁リフォームとは?具体的な施工方法やDIYの注意点を解説

土壁リフォームの施工方法3選

土壁リフォームの施工法は以下の3つです。

・漆喰や珪藻土で塗り直す
・クロスや板材を貼る
・塗料を塗る

まずは施工方法や費用など、以下の表にまとめました。

方法 漆喰や珪藻土による塗り直し クロスや板材を貼る方法 塗装
素材 自然素材 合成素材 合成素材
仕上がり 元壁の雰囲気を損なわず風合いがある 種類が豊富

雰囲気を変えられる

種類は豊富だが単調になりがち
費用(6畳換算) 15~20万円  10~15万円 10万円

ここからは、施工方法ごとの概要とメリット・デメリットを解説します。

漆喰や珪藻土を用いて塗り直す

漆喰や珪藻土による塗り直しには、2種類の施工方法があります。
上から塗る施工方法や、土壁の劣化が激しい場合に向いている元壁を剥がす施工方法の2つです。

どちらも塗り直ししやすいような下地処理と、コテ塗りによる高い技術が必要です。
特に元壁を剥がす場合、大掛かりな施工になるので、時間や費用が掛かります。

一方で、風合いや質感のよさ、優れた調湿性と防カビ性などのメリットがあります。
土壁の自然な風合いを保ちたい方に適したリフォームといえるでしょう。

クロスや板材を貼る

クロスや板材によるリフォームには2つの方法があります。
土壁に直接貼る方法と、土壁の上に下地として石膏ボードまたは合板を貼り、その上から貼る方法です。

元壁の損傷が少なければ表面を平らにならしていきます。
一方で痛みが激しい場合は、石膏ボードなどを用いた下地処理が必要となります。

色とデザインの選択肢が多く、手間の掛からない点がメリットです。
しかし、土壁を覆う大胆なリフォームとなるため、土壁の風合いが損なうデメリットがあります。

つまり部屋を一新したい方に適した施工方法です。

塗料を塗る

塗装は費用が安く、最も容易なリフォームです。

土壁の表面を補修し丁寧に下地処理する点は、ほかのリフォーム方法と同じ工程です。
また、塗料と塗装道具があれば手軽にできるため、DIYに向いているといえるでしょう。

しかし、土壁ならではのメリットが損なわれ、塗り方1つで印象が大きく変わってしまいます。
面積が広いため、思い通りのリフォームを実現するには、高い塗装技術が必要です。

土壁をDIYでリフォームする方法と注意点

土壁リフォームをDIYする際の注意点は以下の通りです。

・漆喰や珪藻土で塗り直す
・クロスを貼る
・ペンキを塗る

ここでは、3種類の土壁リフォームがDIYできるのか、実際の手順を交えながら解説します。

漆喰や珪藻土で塗り直す

漆喰や珪藻土は、プロですら職人の腕によって差の出る壁材です。
DIYでリフォームしても、望んだ通りになるかはわかりません。

しかし、塗りムラがかえって味わい深く思われるのが、漆喰や珪藻土の面白さです。
ホームセンターでも手軽に購入できるため、取扱説明書を読みながらチャレンジするのも悪くないでしょう。

施工の際は、以下の3点に注意してください。

・下地処理を入念にする
・乾きが早いため必要な分だけ取り出す
・強アルカリ性なので直接触れない

漆喰や珪藻土で塗り直す際は、軽い気持ちで取り組むのがよいでしょう。

クロスを貼る

土壁をクロスでリフォームする際の注意点は以下の通りです。

・下地の凸凹が気になる場合ベニヤ板などを貼るかパテで埋める
・直接クロスを貼る場合クロスの糊で壁材が剥がれる可能性がある

壁材が剥がれないよう、専用のボンドで固めなければならない場合もあります。

クロス貼りは安価ですが、耐久性の低さがデメリットです。
メンテナンスを含めたトータルコストを考慮する必要があるでしょう。

ペンキを塗る

まず、土壁にペンキを塗る際の注意点を列記します。

・下地処理は入念にする
・シーラーによる下塗りをする
・複数回に分けて上塗りをする
・上塗りは毎回完全に乾いてから塗る
・塗る方向は毎回一定に定める
・施工途中の塗りムラは気にしない

塗装の出来栄えは、光の加減によって見え方が異なり、時間の経過と共にひび割れが発生する可能性があります。

所要時間と出来栄えをコスト換算し、業者依頼した場合と比較してみるのも一考です。

土壁リフォームの費用を抑えるなら補助金申請が有効

土壁のリフォームを業者依頼する場合、下記のような助成金を活用できる可能性があります。

・断熱リフォーム支援
・次世代省エネ建材の実証支援
・長期優良住宅化リフォーム補助金
・自治体向けの補助金

また、土壁の損傷が地震や火災による可能性を否定できない場合、それぞれの保険申請ができます。

いずれも着工前の申請手続きが必要です。
複数の業者に見積り依頼し、比較してみましょう。

まとめ

土壁をリフォームする主な施工方法は、塗り直し・クロス張り・塗装の3種類です。

施工方法の特性や費用などが異なるので、好みとコストを比較して選択するのがよいでしょう。
DIYが比較的容易なのは塗装ですが、塗りムラやクラックなどの懸念点もあります。

懸念される費用に関しては、リフォーム補助金や火災保険の申請もできます。
まずは、リフォーム業者へ相談してみましょう。

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