東京・埼玉・神奈川の内装仕上げ工事はリバネス｜お役立ちコラム

2021年09月09日

よいオフィス環境は従業員のストレスを軽減し、業務効率を向上させます。
現在明らかな不満がある場合はもちろん、そうでない場合でも、的確な環境改善は企業に多くのメリットをもたらします。
オフィスの環境改善を成功させるには、オフィスが現在抱えている課題を正確に洗いださなくてはいけません。
オフィスの環境改善を成功させる考え方とアイデアをご紹介します。

オフィス環境改善で得られるメリット

オフィス環境を改善すると、さまざまなメリットが得られます。

オフィスの環境改善で得られるメリット

• 業務の効率化
• 従業員のストレス軽減
• 従業員の満足度向上
• 優秀な人材確保の手助け

オフィスを働きやすい環境に改善できれば、効率的かつストレスのない状態で仕事ができます。
これにより、業務の効率化・従業員のストレス軽減・従業員の満足度向上効果など、さまざまな効果が得られます。
従業員の作業効率とモチベーションアップを同時にできるのは、うれしい効果です。

会社が働きやすい環境を整えていることが評判になれば、その環境を目的として新しい人材が集まってくる可能性もあります。
人が集まればその分優秀な人材を確保できるほか、会社に人材を定着させる効果も期待できます。

オフィスの環境改善を成功させるポイント

オフィスの環境改善にはメリットがたくさんありますが、ただ環境改善に取り組めば手に入るものではありません。
現在のオフィスが持つ課題を洗い出し、それを的確に改善できるような方法をとる必要があります。
以下の図は、オフィスによくある課題と改善ポイントをまとめた図です。

課題のカテゴリー	課題の内容	改善対策
オフィスの安全や快適性に関する課題	従業員の健康やメンタルヘルスに配慮がされているか	空間環境対策
	清潔さが保たれ、整理整頓が行き届いているか
	業務に応じた適切な明るさが確保されているか	オフィス環境設備対策
	業務に応じた適切な騒音対策が施されているか
	業務を行う上で適切な空調管理が行われているか
	災害時の安全性に配慮したオフィスであるか	災害対策
	家具類の転倒・落下・移動を防止する対策が施されているか
空間やレイアウトに関する課題	従業員同士が気軽にコミュニケーションできる空間があるか	オフィス空間の見直し
	集中して仕事ができる空間があるか
	狭さを感じにくいオフィスであるか
	会議や打ち合わせができるスペースが確保されているか	レイアウトの見直し
	グループワークに適したスペースがあるか
	心身をリフレッシュできる場所が用意されているか
	情報共有を促すスペースが用意されているか
	書庫や倉庫などのスペースが用意されているか
オフィス家具に関する課題	会議や打ち合わせに適した備品が必要なときにすぐ利用できるか	オフィス家具の見直し
	従業員の仕事や体に合った机が確保されているか
	従業員の仕事や体に合った椅子が確保されているか
	書類や仕事の道具を収納できる家具が十分に用意されているか

表のとおりにオフィスの課題を確認すると、自然とオフィスの改善方法が分かるようになっています。
実際のオフィスと表を使ってオフィスの改善点を洗い出してみましょう。

オフィス環境の改善方法

オフィスの改善点が分かれば、あとはそれをひとつずつ改善していくだけです。
改善点の具体的な内容を解説します。
参考にお役立てください。

オフィスの環境を改善する

オフィス環境を整えるには、照明・防音・空調の3つの要素を業務に適した状態に保つ必要があります。

要素	業務に適した状態
照明	・デスク周りは集中しやすい昼光色の照明が一般的 ・会議室は発言しやすい明るい雰囲気を作るための昼白色が適している ・休憩室などはリラックスしやすい暖色系の電球色が適している ・作業ごとにオフィスの明るさを変えることも重要 ・窓を設置して自然光を取り入れる工夫も必要
防音	・作業音が気にならない個別ブースを設置すると騒音対策になる ・天井や壁材に音を吸収する建材を活用するのも効果的
空調	・人の密度や空気の流れを良くしても息苦しさを感じる場合は、空調や換気設備の更新が必要 ・温度だけでなく湿度のコントロールもできる設備を導入するとよりよい環境になる

オフィス環境は課題内容で行う対策がかなり違います。
適切な環境改善にはオフィスで働く従業員の意見が重要です。
改善のための課題を洗い出す際は、必ず従業員にも意見を聞きましょう。

オフィスの空間・スペースを改善する

気軽に会話や相談ができない場合、会話が生まれやすいカフェスペースやソファーブースを設置するなどの工夫が必要です。
会議室など、会話が必要な業務のための部屋が無い場合は、その設置も行いましょう。
逆に作業音や会話で作業に集中できない従業員がいる場合は、デスクを壁で区切って個別スペースを作ると効果的です。
このほか、オフィス内が狭くてストレスを感じる従業員がいる場合は、観葉植物やキャビネットでデスク同士を区切るなど、デスクごとのスペースを確保する改善策を取りましょう。

オフィスのレイアウトを改善する

オフィスの業態ごとに適切な動線やレイアウトは違います。
チームワークが求められる職場では、業務に新鮮さを生み、他部署とコミュニケーションがしやすいフリーアドレス型が有効です。
集中力が求められる職場では、個人のプライバシーがある程度確保され、集中しやすい背面型が適しています。
オフィスのレイアウトに改善策が必要な場合は、オフィスや従業員の業態に合わせたレイアウトを選択しましょう。

オフィス家具の選定と改善

オフィスの机・椅子・収納なども働きやすさを追求する上では重要な要素です。
従業員の体や業務に適さないものがあれば、すぐに交換しましょう。
整理整頓のしにくい収納や備品もこの改善策のチェック要因です。

オフィスの災害対策を改善する

オフィスの環境改善は、通常の状態だけでなく万が一の事態も想定して行わなくてはいけません。
オフィスの災害対策時には、オフィスの避難経路と一緒に以下の内容が守られているかを確認しましょう。

オフィスの災害対策

• 避難経路の道幅が1.2ｍ以上確保されているか
• 災害時に大型の家具や機器が転倒・落下・移動しないよう固定されているか
• オフィスや家具のガラス部分に飛散防止加工がされているか

オフィスの内壁や天井の中には、災害の被害を軽減する効果のある建材があります。
入念な災害対策を行いたい場合は、内装業者に相談するといいでしょう。

まとめ

オフィスの環境改善は、オフィスが抱えている課題点の洗い出しが重要です。
オフィスの課題に合わせて適切な対策を取りましょう。
「株式会社リバネス」では、オフィスの環境改善のご相談も受け付けています。
ぜひお気軽にご相談ください。

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